先週、京都市京セラ美術館へ、好きな画家のひとり、奥村厚一さんの展覧会に行ってきました。

奥村厚一さんの風景画は清々しく、観ていて気持ちが良いです。キラキラした水面や、生い茂る木の表現からは、画家自身の新鮮な感動を、まるで今そこで起きたかのように、そのまま受け取ることが出来るのです。

また、今回初めてスケッチを目にすることが出来ました。これがどれも素晴らしく…スケッチというと、演奏家にとっては「譜読み」に相当するのかもしれません。このようにひとつの世界観を示すことが出来るのかと勉強になりました。

奥村厚一さんの筆力の強さを目の当たりにした展覧会でした。