昨日は8/22にある「レゾナンス 声楽研究発表会2024」のリハーサルでした。
大学の恩師である三井ツヤ子先生の門下生30人の歌い手たちが全国各地より集まります。
わたしは、大学3年から三井先生のドイツ歌曲の授業でピアノを弾かせていただき、奥深い歌曲の世界を知りました。
今回演奏するのは、
◯ドニゼッティ:オペラ《シャモニーのリンダ》より この心の光
◯ファリャ:7つのスペイン民謡より
◯レスピーギ:昔の歌に寄せて
◯R. シュトラウス:万霊節、ひそやかな誘い
◯マルクス:雨、捨てられた少女、森の幸せ
◯ブラームス:動かぬ生ぬるい大気、日曜日
◯リスト:ローレライ
です。
リストの「ローレライ」はハイネの詩。江戸さんと演奏するライネッケの「ウンディーネ」はフーケーの小説『水妖記』がもとになっています。どちらも水の妖精に魅入られた男の話です。(それ系の話では、わたしはキーツの詩『つれなき美女』が好きです。)どれも男の悲劇の結末に注目されがちですが、今回は女性の立場から、複雑に絡み合う情念と空虚、強さを表現してみたいと思っています。
さて「レゾナンス」は8/22(木)高槻城公園芸術文化劇場 太陽ファルマティックホールにて、平日ですが14時開演(入場無料)です。わたしにとっては初めてのホールなので、それも楽しみです🎶