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語感

チェコ語を学ぶきっかけは、ヤナーチェクの曲を弾きたかったからです。実際のところ、ドゥシークやコジェルフのソナタを弾くのに必ずしもチェコ語への理解の必要性は感じないが、例えばヤナーチェクやバルトークにはチェコ語、ハンガリー語の理解は必須…というか、解釈のヒントになると思います。アクセントが語頭にくるとか、言葉のもつ響きとか。ヤナーチェクの《草陰の小径にて》の中に、「燕のように喋る女たち」という曲があります。ツバメというと、日本でも馴染みがあるので、その鳴き声は容易に想像できますが、加えてチェコ語に多く出てくる「チャ」とか「チュ」とかいう舌を噛みそうな発音を思い浮かべる事が出来ないと、この曲の面白さは半減します。(ちなみにこの曲は9/30の演奏会で弾きます)

大学時代からドイツ・リートに親しんだおかげで、ドイツ語の語感には馴染みがあります。ベートーヴェンやブラームスの作品を弾くとき、簡単な言葉なら歌詞を付ける事が出来るかもしれません。

恩師三井ツヤ子先生のお弟子さん達が集う「レゾナンス」。今年も素敵な歌手の方たちとご一緒します。わたしが演奏するのは、マーラー、ラフマニノフ、ショーソン、シューベルト、ブラームス、パーセル、ヒンデミット、中田喜直の歌曲です。ドイツ語、ロシア語、フランス語、英語、日本語…それぞれの語感を味わいながら演奏したいと思います。8/19、京都府民ホールアルティにて、13:30開演です。

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