長年の友であり、ともに仕事をしてきた音楽学者の竹内直さんが、今年立ち上げた音楽グループ「CoRe」の決起集会（という名のランチ会）を行いました。旗揚げ公演は11/15（土）ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川の多目的ホールで行います。16:00-と18:30-の2回公演（内容は異なります）です。その名も「Re:シェーンベルクvol.1　新訳『浄められた夜』」。タイトルの通り、シェーンベルクの浄夜を中心としたプログラムなのですが、目玉はその編成で、なんとヴィブラフォンとピアノで、演奏します。これは、名アレンジャーであったシェーンベルクへのオマージュというか、意趣返しと言うべきか…。ヴィブラフォンは縦横無尽に活躍中、新進気鋭の打楽器奏者谷口かんなさん、編曲は謎多きサブカルオタク、魅力あふれる作曲家池内奏音さんです。わたしはヴィブラフォンとの共演は初めてで、ワクワクしています。

初めまして、のお若い二人でしたが、アナログ人間のわたしをバカにすることもなく、むしろ「SNSはお任せください！」と心強く仰って下さって安心しました。途中、頭の上を飛び交うカタカナの連続に、卒倒しそうになりましたが…。でも、彼女たちの音楽に対する姿勢や眼差しには、大いに共感するところがありました。わたしも彼女たちから色々吸収させてもらおうと思っています。

どうぞお楽しみに！