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はにわ展

先月の話になりますが、上野の国立博物館へ「はにわ展」に行ってきました。入場制限がなされるほどの大盛況で、あちこちで「カワイイ!」の声が…。なるほど、ほのぼのとした表情が何とも可愛らしい。いわゆる「ゆるキャラ」的な可愛さがあって、他の人気キャラクターとのコラボなどもあり、グッズ売り場も大混雑でした。

ただ、この「カワイイ」の押し売りに辟易したのはわたしだけでしょうか。その表現のウラには、はるか昔古墳時代の人々が現代と同じ感性を持っていたとは!という進歩史観が感じられてしまうんです。昔、土偶が海外で紹介されたときに、「まるでピカソのようだ」と「評価」されたのと同様です。ピカソの絵は土偶のようだ、と言うほうが正しいですよね。

たとえば鶏のはにわ。古墳時代、鶏はまだ食の対象ではなく、家で大切に飼われていたそうです。だから、鶏のはにわの表情に、親愛が宿っています。おそらくこれが、本当の可愛さなのではないでしょうか。土偶が可愛いのは、妊婦への尊敬、愛情が込められているからではないでしょうか。同じ目線に立ち初めて、「可愛い」と感じることが出来るものだと思います。

とはいえ、ゆるキャラとしてはめ込まれたはにわは、確かにかわいくデザインされていて、しっかり記念写真を撮ったわたしでした。

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