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大阪・関西万博

7/15は大阪・関西万博のチェコパビリオンで、「コメニウスをめぐるお話とピアノ」に出演してきました。コメニウス(コメンスキー)は、17世紀チェコの教育思想家で、日本ではあまり馴染みがないのですが、3回の講演はどれも超満員の大盛況でした。お越し下さった皆様、ご静聴ありがとうございました。お話は佛教大学教育学部の相馬伸一先生。この度初めてご一緒したのですが、ユニークでフレンドリーで、素晴らしい先生でした!ご講演も話が面白くて、あっという間に終わってしまいました。全編にわたって“コメニウス愛”に溢れていました。こういう研究者でありたいなあと思いました。連弾で共演して下さったのは、大学の後輩で公私ともに交流のある志賀俊亮さん。先輩の特権で(?)ペダルやバランスなどの難しいセコンドをお願いしましたが、見事に弾いて下さいました。曲は、フィビフ作曲《祝典序曲「コメンスキー」op.34》です。記念すべき日本初演!となりました。

さて、わたしは関西在住ですが万博への訪問はこの機会が初めてで、とても楽しみにしていました。チェコ館にも案内していただいて、美しいボヘミアンガラスや独特のタッチで描かれた壁絵などを堪能しました。控室はもう、チェコの匂い。これが懐かしかったです。

1階はレストランで、何故ダルマイヤー?…というのはおいといて、ピルスナーや伝統的なチェコ料理をいただけます。こちらでは、本番前にポークの詰まったクネドリーキをいただきました。ローズマリーの香りが効いていて美味しかったです。本番前なのでソフトドリンクにしましたが、実は会場下見の際にしっかりピルスナーもいただきました。そんなに通ではありませんが、チェコのビールは大好きです。さっぱりとごくごくいけるのに、薄くなくて芳醇!思えばプルゼンのビール工場も、チェスケー・ブジェヨヴィツェの醸造所も行ったことがあり、どちらも忘れられない味です。またチェコに行くことがあれば、必ず立ち寄りたいです。

チェコが懐かしくなり、千野栄一さんの『ビールと古本のプラハ』を読みながら思い出に耽っています。肝心の講演についてはまた後日。

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