7/25は、毎年恒例の門下生のピアノ発表会でした。今年は池田市民文化会館の3階イベントスペースで、アットホームな雰囲気で開催することができました。年齢や経験の差を越えて、1回の本番に向けてひたむきに頑張る姿勢に、今年はとくに感銘を受けました。皆さんまたひとつステップアップしてくれました。音楽が、生徒さん一人ひとりの人生の彩りになるよう願っています。
わたしは子どもの頃から、発表会が好きでした。単純に音楽を聴くのが、人の演奏を聴くのが好きなのです。発表会は自分が弾くのは一曲でも、たくさんの曲を楽しめます。大学のときに師事した岡田敦子先生も上野真先生も、よく弾き合い会を開催して下さいました。これは自分のレパートリーの開拓にとても役立ちましたし、後輩や先輩方の演奏を聴いて勉強になりました。ただ家で練習しているのとは比較にならないほどの勉強の機会でしたので、今でも感謝しています。
現在は発表会では講師として演奏するので、たいへん緊張します。しかしそのプレッシャーを乗り越えるのがまた勉強になると思える今日このごろです。今年はグリンカ=バラキレフの《ひばり》、ラフマニノフ《前奏曲》からop. 3-2とop. 32-12を弾きました。